定評のあるRS-550を分解してみました。
ブザーが鳴り続けるという現象です。液晶にも何も表示していません。基本的にはバッテリーの寿命ですが、停止スイッチでもブザーが止まず、商用電源は入って、停電もしてないのに出力は停止してつないでいたネットワークサーバーは停止でした。
2014年8月なので6年と半年です。
最初はバッテリーを外します。
後ろのネジ4本
バッテリーの蓋を開けているところですが、右側のネジ1本
前面パネルを下から持ち上げ、上に若干スライドをするとパネルが外れます。
その中の上下2本のネジです。これでネジは全て外れました。バッテリーの接続コードが穴から出てるのを注意してこの写真のように寝かせて、後ろ側を少し右に動かし上にはずします。
昔から気になっていましたが、コンセントがなぜ3つ、3つなのでしょうね?
やはり裏から見ると4つ分です。何かの制限ですか?
ネットワークのサージ防止とは
それなりの部品でちゃんとしてますね。
随分と昔し、近くに落雷があり町内全域でテレビやラジオが壊れました。今は電力会社がサージ防止をして、そこまで広がらないと思いますが 先日 電柱のトランスが不良で停電した時の復旧でサージが発生して複数のパソコンの電源が壊れました。
サージも全く無い事はないようなのでWANケーブルやLANケーブルの大元は通した方がいいのかもしれません。マニュアルには速度100とか1000とかは触れてないようです。
内部は思ったより複雑で、バッテリーを外し、再接続して起動したらブザーは停止して液晶もまともでした。何かが焦げているようにも見えず原因不明です。自動のセルフテストに失敗したのかもしれません。
今回は異常停止なので純正バッテリーも高く、本体毎の交換です。
互換バッテリーなら「秋月電子」に安くあります。PDFのデータシートを見て縦置きは△で使えそうですが自己責任ですね。寿命や性能は不明です。
内部には写真のようなバッテリーの温度センサーもありました。
無低電源が重たい原因はバッテリーとトランスです。トランスの方が安全なのでしょうか?時間があれば互換バッテリーのレポートもします。期待しないでください。
最近はリチウムイオンバッテリーなども多く、発火の恐れから寝ている時は充電をしないようにしています。でもこの装置はそうはいきませんので...
膨れたバッテリー、変形したバッテリーは保管中でも科学反応で発火のおそれありです。