OMRON POWLI BN75S のバッテリー交換

交換用バッテリーパックBNB75S(BN75S/BN50S用)は2020/11/30日に販売終了しています。
omronのサイトはこちらです。

この無停電源装置が複数あり、新品を購入すると5万円程度かかります。現在の状況はバッテリー交換のサインが出てブザーかなります。

このUPSのバッテリー仕様

バッテリーだけの交換は26,000円程度で済みますので、全体を変えるのは無駄と思いバッテリーだけを交換しました。
交換に関してはすべて自己責任です。今回、交換したバッテリーはオムロンの(仕様書へのリンク)BXB75Sです。これは、BX75SW/BY75SWの交換バッテリーです。鉛蓄電池12Vの7.2Aが2個入っています。

このバッテリーがBN75Sに入っているBNB75Sバッテリーで、透明のテープで固定されているだけです。

バッテリーを支えているのは、下の薄いプラ板だけです。このプラ板と配線は再利用します。

このバッテリーがBX75SWに入っているBXB75Sバッテリーです。

このように横に支えの板が付いています。このは板は不要になります。配線は横から出てます。

実際の交換バッテリー(BNB75S)との違いは、公称容量の違いだけで、鉛蓄電池 12Vの8Aです。どちらも直列接続です。サイズが異なるのではと思いましたが、全く同じサイスでした。このバッテリーの仕様書へのリンク

この無停電装置の本体BN75Sは充電時間で8時間(80%)となっています。この交換するバッテリーを付ける本体の仕様(BX75SW)は充電時間は6時間(80%)です。バッテリーの仕様では問題が無い事がわかります。  BN75Sの仕様 BX75SWの仕様

配線のコネクター形状は同じですが、長が不足するので古い配線を使います。
配線を変える際は、プラス側と、マエナス側を間違えないようにします。
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BNB75SとBXB75Sではバッテリーの上下の方向も異なります。古い状態と同じように取り付けます。配線はバッテリー同士をつないでいる配線は外さず、バッテリーの電源供給用の配線を外し端子の形状は同じなのでプラス(赤い色の線)とマエナス(黒い色の線)を絶対に間違わないようします。コネクターが緩い場合はペンチなのでコネクターを締めてください。

交換して、バッテリーの「テスト」を長押しして正常な状態を確認します。

この資料を作成中に気になったのが、BX75SWはラインインタラクティブ方式で、BN75Sは常時商用給電方式です。この違いはオムロンのWEBサイトに載っていますが、ラインインタラクティブ方式の方が優れているようです。

この機種の後継機はBL75Tとなるのでしょうか?このバッテリーはリチウムイオンバッテリーで、寿命は10年(25℃)です。バッテリー寿命=廃棄となるのですか? 鉛蓄電池を使うBN75Tもあります。

参考までに、他の密閉式鉛蓄電池互換バッテリーならこの1個のバッテリーサイスは、高さ93mm 横150mm 奥行64mm 端子などの突起物は含まずに誤差は1mm程度です。バッテリーは縦置きになります。安いバッテリーは寿命が短くお勧めしません。

BNB75Tの鉛蓄電池のバッテリーサイズは不明で互換できるかは分かりません。バッテリーの種類では、縦置きが▲の場合もあります。サイズと縦置きを確認してください。

 

オムロン BXB75S 交換用バッテリーパック


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